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2020.11.02
デジタル消費トレンド

iPad 販売台数と売上の推移

iPad 2010

iPadは発売から半年で、投資家の予想をはるかに上回る750万台を売りました。iPhoneを上回る立ち上がり、台数と売上のピークや2度目の上昇トレンドの可能性をご紹介します。

iPhoneの2年目を上回る

2010年4月発売のiPadは、通年で売上貢献した2011年度に3239万台が売れ、いきなりMacの販売台数を上回ります。iPhoneは同じ年に7229万台売れたので、すでに4割近い。

Apple iPad販売台数の推移

iPhoneは2年目で(2008年9月期)は1162万台ですから、約3倍。この出だしをみると、App Storeなど前提条件は違うものの、Appleは自信になったのではないでしょうか。

2013年はiPad Miniの発売や第四世代に進化したiPadが売れ、販売数・売上ともにピークを迎えます。

台数ほどには伸びないiPad売上

販売数に売上を重ねると、売上は販売数ほど伸びていないことがわかります。これは、iPadの値下げ、iPad Mini発売による平均価格のダウン、代理店販売の増加が背景にあります。

iPhoneは2015年が販売のピークで、ひと足早く、iPadがピークを迎えてしまった。iPhoneはその後、販売数が落ちても価格帯の上限を上げ、売上をむしろアップさせていますが、この時のiPadの反省があったのかもしれません。

参考記事『iPhone 販売台数と売上推移

2度目の上昇を迎えるか

2019年以降、Appleは販売台数の公表を取りやめました。公表が続くiPadの売上だけ追加したグラフがこちらです。

実は2019年にiPadの売上が反転しています。iPad Proが主に影響している、とAnnual Reportにはありますが、iPad全体の需要が再浮上しているかもしれない。2020年はコロナの影響を受けて、Mac同様に売上が上昇しています。

iPadの優先順位は下がった?

Appleの決算はiPhone、Mac、iPad、その他ハード、サービス、にわけて公開されるのですが、2019年からiPadの表示順がMacと入れ替わり三番手に降格しました。データを打ち込んでいた私は気づかず、しばらくiPadとMacの数字をごちゃ混ぜにしてしまったほどです。

iPadは魅力的ですが、売り方がむずかしい。個人用も、家庭用も、法人用もある。屋外もあれば屋内もあり、用途の幅広さは事業の捉えにくさにもなる。

なんとなくAppleにとって、iPhoneやMacは屋台骨だけど、iPadはその扱い方に迷いがあるように思えてなりません。

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