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2020.10.13
デジタル消費トレンド

販売台数も検索回数も右肩下がりのiPhone

検索トレンド iphone

歴代iPhoneの販売台数は2015年以降下がっています。売上は伸びてますが、単価アップが原因です。同じように、iPhoneで検索される回数も2013年から下がっています。

売上は伸びても、台数は伸びないiPhone

アップルのiPhone売上高は、コロナの影響を受けて一時落ちたものの、2020年第三四半期には再び成長をみせています。しかし販売台数は、2015年以降ずっと右肩下がりです。

ZDNet『Here’s an interesting chart: iPhone unit sales have been declining steadily for 5 years

大きな要因は、iPhoneの価格がどんどん上がっているところにあります。

歴代で一番検索されたiPhone4s

初代が発売された2007年以降2020年までの13年間、日本で一番iPhone検索が伸びたのが2011年10月。以降、iPhoneの検索は右肩下がりで、2019年9月はピーク時の6割ほどしか検索されていません。

2011年は、10月4日にTim Cook氏が初めて基調講演を行い、その翌日にスティーブ・ジョブス氏が亡くなった年でもあります。2年後の2013年もほぼ同じくらい検索されていますが、この年はiPhone5sとiPhone5cの2製品が発表されています。

4Sや5Sといった改良版の方が検索が伸びていますが、これは4SでAU、5SでドコモがiPhoneの提供を始めた影響が大きそうです。

全世界でもっとも検索されたのは、iPhone5

英語圏全体でみると、歴代iPhoneで検索されたピークはiPhone5の2012年。以降の下がり方は日本とほぼ同じです。

検索トレンド iphone

出典:Googleトレンド

Androidの検索数は2013年iPhoneに肉薄しますが、以降は右肩下がり。検索回数もiPhoneの半分以下にまで落ちています。ちなみにイラン、韓国、インドネシアではAndroidの方がiPhoneより検索されています。現地語では違う傾向があるかもしれませんが。

検索トレンド iphone android グローバル

出典:Googleトレンド

iPhone 12 miniで台数は伸びるか

スマホに驚くような変化がなくなり、スマホの所有期間も長期化。iPhoneもAndroidも調べる機会が減っているのは間違いない。

販売数が再び成長軌道にのるかどうかは、今年5月発売のiPhone SE(第2世代)と11月発売予定のiPhone 12 miniがどこまで伸びるかが、ポイントになりそうです。

参考記事

Bloomberg『Apple Preparing 75 Million 5G iPhones Alongside New Watches and iPad

東洋経済『日本でiPhoneの売り上げが「不振」に陥ったワケ

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