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2020.09.30
デジタル消費トレンド

店舗数より新作で検索が伸びるカフェチェーン

コロナの影響でカフェに行く機会が減った人も、逆に増えた人もいるのではないでしょうか。カフェチェーンと喫茶店全体の検索トレンドをみていきます。

話題性で検索が伸びるカフェ

店舗数の多いカフェチェーン3社をみると、店舗数の差以上にスタバが検索数で他社を圧倒しています。店舗数では上回るドトール(1094店:2020年8月末)が、検索回数ではコメダ(873店:2020年2月末)に逆転されていて、差が広がっているのも特徴的です。


スターバックス とコメダ珈琲が急上昇するときは、新メニューが話題になっていることが多い。例えばここ5年間でスタバが一番検索された2020年6月はチルドカップ「ストロベリーフレンチバニラwithストロベリークラッシュ」をファミリーマート限定で発売したことが影響しています。

コメダ珈琲が一番伸びた2020年2月は、「ゴディバ」監修のチョコレートソフトクリームを使用した、シロノワールなどコラボ商品を販売したことが影響しています。

ブランド力あるカフェチェーンは、店舗の場所や営業時間を調べるだけでなく、新商品で興味を高めているのがよくわかります。

『カフェ』検索はコロナ回復の先行指標?

一方、特定のチェーンではなく、すぐ近くのカフェを検索することも多いと思います。そこで、先ほどのグラフに『カフェ』を追加したのがこちら

SEO カフェ、スタバとコメダ

カフェ全体で見ると、スターバックス の4倍近く検索されています。インスタ検索も考えると、もっと差があるかもしれません。ちなみに全日本コーヒー協会によると、全国の喫茶店の数は1981年をピークに減っていて、2016年時点で6万7千店ほどだそうです。

毎年ゴールデンウィークの時期に検索が一番伸びるのも、『カフェ』検索の面白いところ。帰省のない長期休暇で、お出かけしやすい時期だからでしょうか。

コロナの影響で大きく検索は減りましたが、9月後半には以前の水準に戻りつつあります。外で人に会うときに利用する喫茶店の回復は、観光業などと比べれば、コロナの影響を受ける市場の回復度合いを示す先行指標になります。9月が山となってまた下がるのか、全体の水準が戻るのか、要注目です。

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