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2017.04.24
ゲームプロデュース

一部分をお願いした人に全体をフィードバックする。

制作した商品が完成し発売を迎えるタイミングは、節目を迎えた安堵感と売れ行きへのドキドキ感が混ざったような気分になります。

販売の状況を確認したり、宣伝やカスタマーサポート対応などの作業は多いのですが、このタイミングでやっておきたい大事な仕事があります。

それは、商品の開発から販売に関わってくれた方に販売状況や商品の最終的な仕上がりを伝えていくこと。社内の上層部だけでなく、スタッフに向けて情報を発信することや、協力してくれた外部の方にもフィードバックしていくことが大事だと思っています。

仕事はたくさんの人の関わりがあってこそ

多くの仕事は、複数の方の作業結果が組み合わさって成立します。

ゲームの場合、全体の企画と設計を作り、作業計画が出来上がると、ベースとなるプログラムやデータの作成に加え、背景やキャラクターなどのグラフィック、サウンドやシナリオ、吹き替え収録などを、それぞれの専門家に依頼します。

そして各担当が開発してくれたものをプログラムで組み込んで作り上げていきます。また商品と仕上げていく上で、バグと呼ばれる不具合をチェックしたり、多言語に翻訳したり、レーティング審査を通すなど、開発以外にも必要な作業があります。

最初から最後まで関わる人は少ない

このように多くの人が一つの商品に関わるのですが、実は最初から最後まで全員が関わり続けることはありません。商品が完成する前に担当部分が終わると、すぐ次の仕事に取り掛かるのがむしろ普通です。

映画の公開を迎えても、撮影自体はずいぶん以前に終了していて、撮影に参加したスタッフや役者からすると、少し久しぶりに映画のことを話すことになるのと一緒ですね。

仕事が完成したら、関わった人にフィードバックしよう

ある方に一つ仕事をしてもらったら、その仕事の成果をどのように全体に組み入れたかを、採用しなかった部分や問題点も含め、その方に後日お会いした際に伝える。

プロモーションに協力してくれた役者さんやスタッフには、事務所の方を通じてでもいいので、その反響をお伝えする。

売れ行きも、会社の上層部だけでなく、一緒に仕事をしてくれた人に対して、正直に伝えていく。

 

プロデューサーやプロジェクトリーダーには情報が集まりますが、関わってくれた人の中にはすでに違う仕事に取り掛かっていたり、全体の仕上がりや売れ行きに興味のない人がいたり、あるいは気になっていても聞きづらい人もいたりします。

意識的にビジネスとしての成果や商品全体の仕上がりといった情報を出していくことで、関わった方が達成感を味わえたり、今後の課題が見えたり、次の仕事へモチベーションが上がることもあります。

 

発売直後は忙しいことが多いので、少し落ち着いて時間が出来てからでもいい。関係した方へ全体をフィードバックする、ということを大切にしたいと思います。