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新作を生み出せる人を育てたい。ゲーム会社の経営者や人事ご担当者の方の大きな悩みではないでしょうか。
新作を生み出す力は、何度も企画を練り何度もタイトルを作ることでしか伸びません。
昔は短期間で何本も新作が作れました。ファミコンやPS1、ブラウザーゲーム、スマートフォンゲーム初期、この頃に20代を過ごせた開発者は幸運です。今はゲーム開発が大型化・長期化し、新作の数をこなすことも全体を見ることも難しい。運用も長期化し、新作開発経験がない若手も増えています。
いま、新作企画開発力をどう伸ばすか。私たちのご提案は、ボードゲーム制作研修です。
ボードゲーム制作研修はまず、土台となるボードゲームをプレイします。そして土台を使いコンセプトを考える。世界観を変えるのかゲームシステムを変えるのか。世界観は完全オリジナルなのか自社のIPを組み合わせるのか。ゲームシステムは一つ変えるとプレイ体験が変わります。試作を作り、ひとつ変更を加えたらテストを繰り返し、作品を練り上げます。
試作がある程度できたら、ユーザーテスト。他のグループにプレイしてもらい、問題点を洗い出します。取り掛かるべき問題を絞り込み、解決策を考え、ゲームを作り上げます。
ボードゲームは、すぐ試作が作れ、すぐ修正できます。その良さを活かし、ビデオゲームにも通用する新作企画開発力を高めるのがねらいです。
ところで、この研修には副次効果が二つあります。ゲーム制作の流れ全体を身につけること、チームで作業する難しさを実感すること、です。新人研修ではこれらが主目的になります。
新作を生み出すのはベテランでも難しい。けれど何度もボードゲームを作ることで新作を生み出す力を伸ばし、皆さんの会社全体の新作開発力向上にお役立てできたらと願っています。詳しい内容につきましては、ホームページ右上のお問い合わせよりご連絡ください。