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2022.05.30
商品コンセプト集

フォロー先分析のご紹介

競合とのユーザーの重なり

売上が伸びている他社商品に、自社のお客さんはどれほど興味を示しているか。人気メディアやインフルエンサーをお客さんが実際に見ているのか。世の中のトレンドが自社のお客さんにどれほど影響しているのかは、簡単にはわかりません。

アンケートは回答者がコアファンだったり報酬目当てだったりします。これらのご意見は貴重です。ですがサイレントマジョリティーと呼ばれる大多数のライトユーザーの本音も聞きたい。そこで2021年から開発したのが「フォロー先分析」です。

フォロー先分析とは

フォロー先分析では、自社フォロワーの何%が競合A社をフォローしているかがわかります。自社と他社のお客さんの重なりが数値でわかるので、新商品を企画する際の判断材料になります。またメディアやインフルエンサーを自社のお客さんがどれくらいフォローしているかもわかるので、広告費の配分を適正化することもできます。

仕組みはシンプルです。まず自社Twitterアカウントのフォロワーを取得します。次に各フォロワーが他にフォローするアカウントを集計すると、以下のようなグラフができます。

フォロー先分析 グラフ

青色の折れ線は自社フォロワーのうち何%が相手先をフォローしているかを示しています。灰色は相手先の全フォロワー数を示しています。相手先のフォロワー数が多いほど(灰色の棒グラフが高いほど)自社のお客さんもフォローする可能性は強まります。人気アカウントほどフォローする人は多いからです。

しかし競合Cのように、相手先の全フォロワー数は競合A・Bより少なくても(灰色のグラフが低い)、自社のお客さんがより多くフォローしているアカウントがあります(青の折線が高い)。このような傾向を見ることで、そのアカウントとのユーザーの重なり度合いや、相性の良さをつかむことができます。

それでは実際にこのデータをビジネスの現場にどう活かすか、ご紹介します。

Twitterフォロワーを増やす

実は「フォロー先分析」が一番貢献できるのが、Twitterのフォロワー数の増加です。

Twitterには特定アカウントのフォロワーを指定して広告配信する仕組みがあります。競争相手や関係性の高いアカウントのフォロワーを狙い撃ちできるわけです。

どのアカウントを指定すべきか。「フォロー先分析」ほどこれを明らかにしてくれるものはありません。自社ユーザーがフォローする割合が多いアカウントを指定すれば、新しいフォロワーを更に獲得できる確率は高くなるからです。

また「フォロー先分析」は競合他社と比較ができます。たとえ自社ユーザーのフォロー比率が低くても競合が高い比率を示せば、そのアカウントを狙って広告を打ちフォロワー数を増やすこともできます。

メディアやインフルエンサーを選ぶ基準

「フォロー先分析」は、広告出稿先を判断する基準にもなります。

ほとんどのメディアは露出規模の大きさで価格が決まります。しかしそのメディアを実際に自社ユーザーや潜在客が見ているかはわかりません。「フォロー先分析」を使うと、自社ユーザーの何%がそのメディアのTwitterアカウントをフォローしているかがわかります。ページビューや発行部数は小さくても、自社ユーザーと相性がよく低価格な媒体を選ぶことができます。

インフルエンサーに仕事を依頼する場合も、フォロワーの多さで価格が決まります。こんなときも「フォロー先分析」を使えば、そのインフルエンサーを「自社ユーザーが何%フォロー」しているかわかります。全フォロワー数は少なくても自社ユーザーは多くフォローしているので、出稿価格は安いが影響力は大きそう、といった判断ができます。

ページビューやフォロワーの規模ではなく、自社ユーザーとの関連度合いを踏まえ、効果的な広告予算の配分にお役立ていただけるのが「フォロー先分析」の魅力のひとつです。

フォロー先分析を商品企画に活かす

「フォロー先分析」は商品企画でも多くのヒントを与えてくれます。

フォローしている他社商品からは、お客さんの好みがわかります。業界で話題の新商品も、自社ユーザーにどれほど影響があるのかがわかります。異業種コラボレーションをご検討の際は、フォロー比率がGoサインを出す基準にもなります。フォローしているメディアからは、自社ユーザーの性別・年齢層や好みもわかります。

開発を担当される方が驚くデータが出る時もあります。ゲームで例えると、まったく違うジャンルの商品Aに興味を示す人が多い、といった情報です。その理由はデータではわかりません。ただ違和感あるデータをいろんな角度から検討すると、有意義なディスカッションになることがとても多くあります。その場で、商品改良への仮説を立てたり新作のヒントをつかんだりすることもよくあります。

多様な商品を扱う小売店やオンラインストアであれば、どのお客さんが何と何を購入しているかがわかります。しかしその情報は当然ながらメーカーには共有されません。お客さんが自社以外の商品をどれほど買っているか、メーカーが把握することはとても難しいのです。

〇〇が人気というけれど、自社のユーザーの何%が興味を持っているのか、数字で把握できる意味は重大です。なんとなく検討していた企画や施策が、この数字をみて実現したり優先順位を下げられたりと、判断材料になるからです。

 

競合とのユーザーの重なり

フォロー先分析の実現へ

『お客さんは、自社以外にどんな商品を手に取られているのか』という疑問から、フォロー先分析を思いつき、開発に着手して1年になりました。進めながらもアイデアがさらに出て改善を繰り返し、データも増えてきました。自分達で生み出しながら、ようやくこの仕組みを活かすコツがみえてきました。

当社ではご依頼戴いたTwitterアカウントに対して個別集計した「フォロー先分析レポート」をご提供しています。ご興味ありましたら当社ホームページのお問合せよりご連絡ください。

データはあくまで素材です。その料理法はぜひ、ご一緒に考えていけたらと思います。